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被災時に避難所として利用させてもらい、大変お世話になった、ドライバーのYEEの家に挨拶に行ってきました。彼も家族の皆も元気でした。被災仲間の皆さんよりお願いされていた御礼も届けておきました。現在、YEEは仕事が少ないので、新たに手に職をつけようと、バティックの勉強をしていました。イカつい?見た目によらず、アーチスト肌な彼は手先が驚くほど器用で、来たことがある人は覚えているかな?ビッグブルーの送迎車に貼ってあるロゴステッカーも、実は彼の手作業なのです。幼稚園の横の空き地が青空教室になっていて、先生について沢山の主婦や子供に混ざって楽しそうでした。現在作成中の作品を見せてもらいました。皆で勉強しながら共同で描いているらしく、大きな布地には、美しい水中世界が描かれていました。生き生きと茂るサンゴの間をイルカが泳いでいる絵でした。お互い被災の時のことを懐かしく話していました。来シーズンにはビッグブルーも再起すると伝えると、満面の笑みで喜んでくれました。そして、年末にはまた同じメンバーが集まりそうだよと伝えると、皆に再び会える事を楽しみしているので、宜しく伝えて欲しいとのことでした。
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by BIGBLUEDIVING
| 2005-02-22 23:35
| ちょっといい話・・・
被災直後より、タイ政府主導のもと、大規模なサンゴ復旧プロジェクトが行われています。JTDN(ジャパン-タイ・ダイビング・ネットワーク)のメンバーであるビッグブルーも、当初よりこのプロジェクトに参加し、これまでに被害状況の調査、水中地図の作成や、サンゴの修復作業を行ってきました。そして、2月17日~21日には、JTDNが日本人ダイバーに呼びかけ、第一回ボランティア・クルーズを催しました。アンダマン海のサンゴを守るため、はるばる日本から駆けつけてくださったボランティアの皆様、写真家の鍵井氏、どうもご苦労様でした。そして現地からも、ビッグブルーをはじめとする9つのダイブショップの代表が集まり、通常では有り得ない珍しいメンバー(右写真)が同じクルーズ船に乗り、それはそれは多いに盛り上がりました。 今回の目的は主に『調査』に重点が置かれました。参加者にはこれまでに修復してきたサンゴがどのようになっているか、被害を受けていないダイビングポイントがどれだけ綺麗なのかを、それぞれに撮影係や記録係などの作業を分担し状況を調査しました。参加者からは、『日本の報道から受けていた印象よりも、街も海もずっと綺麗ですね。復旧箇所も言われなければ気づかないほどでした。』、『来年も再来年もこの海に来て、成長していく様子を見守って行きたい。』と多くの肯定的な感想が聞かれました。 自分自身、前回の復旧作業から参加しているため、サンゴの状況がどのように変わっていっているのかを自分の目で確認することが出来ました。ウミウチワは想像以上に強い生物ですね。前回の仮どめ作業が不十分で再び倒れているものも、前回の調査では見落とされていて被災後ずっと倒れっぱなしであったろうものも、依然として生きています。今回のウミウチワの調査は、今月末に催されるトリップでの専門家による水中ボンドを用いた固定作業に役立たされます。また、津波の影響で折れてしまったエダサンゴの断面から既に小さなサンゴが顔を出している様子(右写真)を見たときには、思わず目頭が熱くなるのを覚えました。自然の回復力とは我々の想像以上に力強いものです。復興に取り組む人間に、無言のメッセージを投げかけているようで、随分と元気付けられました。 次回は、3月21日~25日に第二回のボランティアクルーズが開催されます。現在、参加者を募集しておりますので、興味あるかたは、JTDNのウェブサイトwww.jtd-net.comをご覧下さい。また、このボランティアクルーズは、義援金や現地ダイビングショップの有志によって行われております。もし私たちの趣旨にご賛同いただける方は、経費のためのご寄付をお願いいたします。募金口座は 日本タイダイビング基金 スルガ銀行 下田支店 普通 2593407まで。 #
by BIGBLUEDIVING
| 2005-02-22 23:13
| 海の最新情報
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by BIGBLUEDIVING
| 2005-02-15 13:41
| 頑張れプーケット
タイ・プーケット 邦人客95%減 観光庁「不謹慎なんて言わずに来て!」 http://www.yomiuri.co.jp/features/india/200502/in20050213_01.htm #
by BIGBLUEDIVING
| 2005-02-15 13:30
| 頑張れプーケット
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by BIGBLUEDIVING
| 2005-02-13 17:59
| 頑張れプーケット
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