|
被災後、約一ヶ月たったカオラックの街の様子を報告します。 前回の報告から一週間しか経っていないので、見た目には大きな変化はありませんが、実際には人々の復旧に向けての努力が着々と進んでいます。来季に観光客を受け入れられる態勢を整えるため、土地開発に関して政府へ嘆願したり、リゾート建設の具体案が話し合われたりしています。我々ビッグブルーもこうした動きに同調し、早く一人でも多くのダイバーを呼べるよう、皆で協力して復興に力を注いで行きたいと思います。 街の様子ですが、ビッグブルーのあるエリアは少し高台になっていて、津波の影響から無事に済んでいて、現在、このエリアが一番栄えています。夕食時には看板に明かりが灯り、どこからともなく集まってきた人達で割と賑わっています。この写真は、前回の月刊ダイバー12月号のカオラックの特集の時に、鍵井カメラマンがNAOMIをモデルにして取った写真を同じ場所でまねて撮って見ました。ここだけ見ていると、以前と変わらない街並みに見えるでしょう?ただ、現在ここにいるのは、一部の欧米人ダイバーを除いては、ほとんどが地元の人やボランティアなど観光以外の目的で来ている人達なのですが・・・。そんな人達を相手に、細々と地元の皆がやれる範囲内で生計を立てている状態です。我々がすべきことは、地元の人たちと協力しながら街をあげて、ひとつずつできることから順番に復興を進めて行くことです。
by BIGBLUEDIVING
| 2005-01-25 19:47
| カオラックの様子
|
ファン申請 |
||